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コロナが今後どうなるのか読めません。
早く元通りになるかもしれないし、長くかかった上で違った世界になるかもしれない。
いろいろな情報が飛び交う中、経営者はそれぞれ未来を予測し、対策を立てて置かなければなりません。
未来予測のヒントになるのが、2020年5月4日に、専門家会議より提言された「新しい生活様式」です。
新しい生活様式でのお客様の変化を考える
注目すべきは、お客様のこころの変化です。
そこから、このような生活が続くと、自分のお客様がどのように変化するのかを考えてみましょう。
一般的には次のような変化と対応策が考えられると思います。
お客様のストレスの増大
これまで当たり前のようにできていたことが抑制されるのですから、お客様のストレスは大きくなるでしょう。
自分のお客様の場合は「どのようなストレス」が増えやすいのかを想像しましょう。
考えられる対応策としては、想像できるストレスに対応したメニュー開発や提供方法の準備があると思います。
運動不足が進む
また移動が制限されることで、運動不足による対象不良も増えそうです。
自分のお客様へどのように対策するのかを検討し、今からメニューを開発し、オンラインで提供するテストを行っておくと良いでしょう。
不要不急なモノ・コトへの出費の抑制
これまでは、なんとなくで出費していた事柄に対しての支出は抑えられるでしょう。
ですから、自分の提供しているサービスが「なくてはならないもの」として認めていただけるように価値を丁寧に伝えることが大切になります。
一般的な時間の概念がなくなる
会社員ならこの時間帯・主婦ならこの時間帯…といった一般的な時間の概念がなくなるかもしれません。
また都市や地域の差も通勤の減少により変化します。
自分のお客様の時間や移動の変化を想像し、対応する営業時間や予約受付などを検討するべきでしょう。
人との接触を控えるようになる
人に触られることが忌避されるマインドが広がると、一時的に接触サービスを行うことがデメリットになる可能性もあります。
接触を減らしたメニューやオンラインメニューなど、このデメリットを乗り越えられるメニュー開発を今の間に実験すべきです。
現金のやり取りが避けられる
お金というモノをやり取りするのも忌避される対象になるかもしれません。
今のうちに電子マネーやクレジットカード決済サービスの導入を考えても良いでしょう。
コロナ後を予測し、今動く
今回は、専門家会議の「新しい生活様式」から、コロナ後を予測し、お客様がどう変わるのかについて考えてみました。
状況は刻々とかわります。
この提言の内容も変化していくことでしょう。
大切なのは、情報にアンテナをはり、そこからお客様の変化を読む癖をつけることです。
未来は読めませんが、想定された未来におけるお客様の変化は読むことができますし、対応も可能です。
予測して、逆算して、今動く。
を続けて、なんとかコロナを乗り切りましょう!