集客の成功と失敗にはさまざまな要因が絡み合いますが、その中でも最も重要な要因の一つが「売り物」、つまりメニュー(商品)です。
魅力的でないメニューだと、そりゃあ売れにくい。
そこで、僕がおすすめしているのがオンリーワンなメニューを作ること。
集客の前に、自分らしい、自分しか売ってないメニューをつくるのです。
実は、サービス業においてオンリーワンメニューをつくるのは意外に簡単なんです。
「オンリーワン」といっても、世界で唯一無二の、超特別な、スペシャルレアメニューを作る必要はないんですよね。
考え方はシンプル。
「あなたが幸せにしたい人の悩みを、あなたのこれまでの人生を総動員して解決する」
だけ。
これで、オンリーワンメニューができます。
スモールサービスにおける、オンリーワンメニューの構造
スモールサービスにおけるオンリーワンメニューは、以下の2つの組み合わせでつくることができます。
スモールサービスには、たくさんのお客様は必要ない。そんなにたくさんのお客様が来てもお相手できませんからね。
つまり、少人数のお客様でも、十分にお商売が成り立つのです。
ということはですよ・・・
あなたが幸せにしたい方だけをお客様として設定しても大丈夫!なのです。
全人類ではなく、あなたが幸せにしたい人だけを想い、その方が今何に困っているのか、悩んでいるのか、何を実現したいのかについて考えましょう。
この時点で、めちゃくちゃ絞り込まれるはずです。
あなたが幸せにしたいお客様の悩みが浮かんできたら、その悩みをあなた自身のすべてを使って解決するメニューを作りましょう。
あなたが現在提供しているメインの技術だけでなく、これまでに習得した技術、知識、経験、個性、得意技など、使えるものはなんでもメニューに入れちゃいましょう。
お客様の悩みが解決すれば、それでOKですもんね。
いろんな要素が入れば入るほど、解決方法もオンリーワンになります。
つまり、あなたが幸せにしたいお客様に絞り込んで、その方の悩みをあなたしかできない方法で解決するように開発するのがオンリーワンメニューです。
理屈はかんたんでしょう?
これや!というメニューを生まれるまで、いっぱい作ろう!
オンリーワンメニューの考え方・理屈を理解したら、あとは実際にオンリーワンメニューをつくって売ってみましょう!
メニューの内容はもちろん大切ですが、メニュー名や価格、告知の量や質でメニューの売れ行きは変わります。
重要なのは、スモールサービスオーナーであるあなたが「これや!」というメニューをお客様にアピールすること。
難しく考えすぎず、「お客様に私の個性を使って幸せを提供するで!」という大前提からオンリーワンなメニューをつくってみましょう!