営業時間:平日 9:00〜18:00(土日祝休)
スモールサービスは、個性のお商売。
だから、他の人と同じようなことするのはキケン!
他の人と同じようなことすると、競争になっちゃうからね。
ライバルの群れからぴょーんと飛び出そう!
と申し上げております。
しかし。
これがなかなか難しい。
どんな切り口で、ぴょーんと飛び出すのか。
一番わかりやすいのが
お客様(ターゲット)を絞ること
です。
ターゲットを絞ると、それだけでスペシャルになりやすい。
今回は、ターゲットを絞ってスペシャルになって売れたスモールサービスの事例をご紹介しましょう。ターゲットを絞り込んで売れたスモールサービス起業家の事例
介護職専用のボディケアサロン
ご自身が長年介護職をされていたボディケアサロン起業家さん。
肩こりや腰痛などの一般的な困りごとも、よく観察すれば「介護職なら肩こり」「介護職ならではの腰痛」であることに気づかれ、メニュー化したところ、介護職の方に響いて人気サロンとなりました。
起業家さんご自身も介護職の方の気持ちがわかるし、知り合いも多いし、ターゲットへの情報発信も具体的になり効果を上げやすくなったのも成功の要因でしょう。
既婚者恋愛専用の占いサロン
一般的に、占いの中で一番ニーズがあるのが恋愛についてなのですが、これはライバルも多い。
そこで、ターゲットを既婚者に絞り込んだ占い師さんがおられました。
過去のお客様を振り返って、自分が一番一生懸命になれたケースを思い出してみると、既婚者の恋愛についてのご相談だったことが既婚者にターゲットを絞った理由でした。
既婚者恋愛向けのメニューとコンセプトを打ち出すと、既存のお客様からのご紹介であっという間に満席サロンに。
ちなみに、打ち出し方が特殊なので、この占い師さんはセラピストネームで、外見もかなり変装されて発信されてています。
水商売の方向けのネイルサロン
激戦区の繁華街にあるネイルサロン、オーナーの職歴と現在のお客様を分析して。プロとしてネイルを必要としている方(水商売の方)に特化することを決意されました。
プロとしての、ネイルチェンジの提案や、プロとして必要になるネイルの提案で、顧客を伸ばしました。
コンセプトを絞り込んだことにより、営業時間なども水商売のお客様がきやすいように変更するなど特化を磨いています。
幸せにしたいお客様を選ぼう
ターゲットを絞ると、すべてのことが具体化され、お客様に刺さりやすくなるんですね。
しかし、注意が必要なのは
お金を持っているけど嫌いなお客様
を選んでしまうこと。
これだと上手くいくと、毎日嫌なお客様へサービスをしなければななりません。
なので、ターゲットを絞る際は、自分が本当に幸せにしたいと思えるお客様を選び、その方のためのサービスとしてコンセプトを尖らせましょう。
そうすれば、どんどんアイデアも湧いてきますし、成功したら毎日ハッピーですもんね。