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オンリーワンメニューの料金設定2つのヒント

2022/01/20
オンリーワンメニューの料金設定2つのヒント

セラピスト・ヒーラー・講師・コンサルタントのような、スモールなサービス業において、メニューの料金設定ってめちゃ難しい。

 

だって、決め方に正解がないんですもの。

なのに、料金設定って決め方を一つ間違えちゃうと、経営に大きな影響を与えてしまうくらい重要なんですから困ったものです。

 

通常のメニューであれば、地域のライバルの「相場」などを参考にできるかもしれません。

しかし、世界で自分しか提供していないオンリーワンなメニューの場合は、参考になるライバルもおらず値付けが更に難しくなります。

 

とはいえ、サービスを提供するのですから、料金は必ず決めなければなりません。

迷えるスモールサービスオーナーさんのために、オンリーワンなメニューの料金設定のヒントを2つご紹介しましょう。

オンリーワンなメニューの料金設定に役立つ2つのヒント

ヒント1 理想料金を計算する

理想料金とは、あなたが「本当はコレくらい欲しい」

という料金。

 

単純に、


月の売上目標 ÷ 月の集客可能人数 

で計算できます。

 

この単価くらい設定しないと、売上目標に届かないよ〜

ということを算数でわかりましょうということです。

 

詳しくはこの本の176ページで解説しています。

 


 

ヒント2 ライバルメニューの価値と比較する

ライバルの価格をリサーチする場合は、同じようなメニューと比べるのではなく

そのメニューの


  • 想定されている対象
  • 得られる価値

が同等のメニューの料金と比較します。

 

例えば、「3ヶ月でマイナス5キロ」という価値を提供できるエステのメニューの価格設定のためにライバルをリサーチする時は、


  • 美容鍼灸の痩身コース
  • パーソナルトレーニングジムの料金
  • サプリメントの価格

などの同じ価値を提供する異業種もリサーチ対象にするようにしましょう。

お客様へのリサーチはほどほどに信用する

このヒントに加え、「お客様に聞いてリサーチしてみる」ということを思いつくかもしれません。

しかし経験上、料金についてのお客様のへのリサーチはあまり良い効果を産むことがない気がしています。

 

リサーチ段階では、

「2万円でも行くよ」

と言ってくださる方が多いので、料金を2万円にしたら誰も予約しなかった…

なんてことは日常茶飯事です。

 

料金に関するお客様へのリサーチは鵜呑みにせず、その時のお客様の反応やリアクションを商品にフィードバックする等、少し用心深く用いる必要があります。



料金は変えてもいい!

料金は決して不変なものではりません。

むしろサービス提供側が主体的に変化させられるもの。



オンリーワンなメニューの価格設定に悩んでいるのであれば、これら2つのヒント参考に価格設定を変化させて行くと良いでしょう。
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