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儲かりにくいビジネスの特徴を知る

2021/04/04
儲かりにくいビジネスの特徴を知る

基本的にビジネス(お商売)は善いことである、考えております。

だって、善い心で、世界を良く変えるのがお商売だから。

(あ、悪い心でやるのは悪いお商売かもしれないな)

 

でも、お商売には、

  • 儲かりやすいお商売
  • 儲かりにくいお商売

がある。

 

これは、善い悪いじゃなくて、お商売の構造としてある。

だから、儲かりにくいお商売の構造を知って、これを回避すれば良いのです。

儲かりにくい構造のお商売は、やりたいことを続けにくくしているのです。

儲からないと、好きなことをあきらめ、好きなお客様を裏切ることになる、と自覚しておいてください。

儲かりにくいお商売の特徴(スモールサービス版)


単価が安い

価格がめっちゃ安いと、儲かりにくい。

例えば同じアロマトリートメントでも

  • 1 60分2,000円
  • 2 60分10,000円

だと5倍の差。

 

月に20人のお客様がご来店するとして、

  • 1だと、2,000円 × 20人 で40,000円
  • 2だと、10,000円 × 20人 で200,000円

めっちゃ差がつく!

だから、単価大事。

それぞれのお商売に、儲かる単価ってのがある。


粗利益が小さい

サービスの場合は、粗利益=単価になることが多いのであまり考えなくても良いと思いますが、儲けに直結するのは単価ではなく粗利益なのです。

 

お一人10,000円のサービスを提供しているとしても

  • 1 材料費に5,000円かかってしまう料理教室(極端な例だよ!)
  • 2 材料費が0円のヨガ教室

では、おなじ10,000円の単価でも意味が違う。

 

20人のお客様がご来店するとして、

  • 1の料理教室は 5,000円 × 20人 =100,000円
  • 2のヨガ教室は 10,000円 × 20人 =200,000円

の差がでる。(粗利益に倍の差があるから、得られる総粗利益も倍の差がつく)

 

単価を高く設定しても、原価が高い(粗利益が低い)場合は、そら儲かりにくい。

原価か単価を見直して粗利益を確保せよ!


固定費が高い

ヨガ教室だって経費かかってるのよ!と考えますよね。

そうです、毎月固定でかかる費用が高いと儲かりにくくなります。

 

  • 1 月150,000円の家賃のテナントヨガ教室
  • 2 月0円のおうちヨガ教室

 

に、お一人10,000円で月20人ご来店があるとして

 

  • 1のテナントヨガ教室は 10,000円 × 20人 − 150,000円 で50,000円残る
  • 2のおうちヨガ教室は  10,000円 × 20人 − 0円 で200,000円残る

 

だから、固定費は抑えねばなりません。

もしくは、単価を上げなければ儲かりません。


対応数(時間)が少ない

サービス業の場合は、サービス時間が商品です。

だから、

  • お一人にかかる時間が長い
  • 提供できる時間が限られている

場合、そもそも提供するサービス総数が少なくなります。

 

どうしても、対応時間がお多くできない場合は、

  • 単価を高くする
  • 粗利益を高くする
  • 固定費を抑える

など工夫が必要になります。



ライバルとの違いがわかりにくい

上の4つは算数的なお商売の構造のお話。

でも、4つを満たしていても、お客様から「ライバルと同じ」と見られていると儲かりにくい

 

だって、ライバルと同じようなことしていると

  • 見つけてもらいにくい
  • 行きたいと思ってもらいにくい
  • 高い単価が取れない

と三重苦ですからね。

そら儲かりにくい。

 

違いをだす!


自分のお商売が、儲かりにくいかをチェック

やりたいことで起業したのだから、儲からなくてもいい!

とおっしゃる方がおられるからもしれません。

 

でもね、儲けないとお商売を続けることができません。

ということは、儲かりにくい構造のお商売は、やりたいことを続けにくくしているのです。
儲からないと、好きなことをあきらめ、好きなお客様を裏切ることになる、と自覚しておいてください。

 

 

だから、チェック!そして必要であれば構造を変える。

やりたいことで、好きなお客様を幸せにして、ちゃんと儲かるように努力しましょう。

これがお商売の基本だと思いますよ〜
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