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分身ホームページをつくる前に、やっておきたい「下ごしらえ」。
今回は「ペルソナさん」を明確にする方法を説明します。
「1.理念・使命」では、自分がやりたいことを、「2.成功ビジョン」では自分がどうなりたいのか、を描きました。
今回の「3.ペルソナさん」では、自分が誰を幸せにするお商売をするのか、を明確にします。
下ごしらえドリル3.ペルソナさんの書き方
自分の「理念・使命」と「成功ビジョン」を実現するためには、どんな人をお客様と決めれば良いのか、つまり、
自分が本当に幸せにしたいお客様は誰か、を明確にするのがこの項目のねらいです。
自分がこれから集客していく、ホームページで自分のステキを伝えていく「相手」を明確にします。
だから、一人なのです。
一人のお客様を明確にすることによって、「お客様目線」で集客を考えられるようになります。
こんなお客様ばかりだといいな…と思える理想のお客様はどんな人でしょうか。
そのお客様の生活をありありと想像できるくらいリアルに、一人のお客様像を描きましょう。
イラスト・プロフィール
頭のなかでペルソナさんのお顔が浮かぶくらい、思いつく限り詳細に描いてみましょう。名前を付けて、イラストも描いてみましょう!
何を見ている・聞いている?
ペルソナさんは、どんなものを見ているでしょう?(テレビ番組・雑誌など)、誰のいうことを聞いているでしょうか(ママ友?憧れのモデル?)
どこに行けば会える?
ペルソナさんが集まっている場所は?どこに行けばペルソナさんと会えるでしょうか。
大切にしている価値観
ペルソナさんってどんな考え方をする人間なんでしょうか。大事にしている信念などを考えてみてください。
ペルソナさんの悩み・願望ベスト5
ペルソナさんが今、悩んでいること、叶えたい願望は何でしょうか。5つ考えてみましょう。
お商売とは究極「悩みを解決するもの」「願望を実現するもの」です。ですから、あなたは自分のペルソナさんの悩みや願望を誰よりも知っている人にならなければなりません。
「層」ではなく一人に!一人のプロフィールを明確に
お客様を「40代女性」などの「層」で捉えるのではなく、一人の人間としてプロフィールを明確にするのがペルソナさんの書き方です。一人の人間をプロファイリングするように作成しましょう。
「ターゲット」のど真ん中
いろいろなお客様がおられるので、一人になんて絞れない!と感じるかもしれません。
そんな時は、自分がターゲットとするお客様の「ど真ん中」にいるのはどんなお客様=人間だろう?
と想像するようにしてみてください。
集客やホームページ作成は、お客様というターゲットに向けられたものですね。
そのど真ん中を、あなたが知らないのはまずいですよね。
お客様目線に立つため必須
例えば、ホームページの構成、文体、色や写真…は、どのような基準で選べばよいでしょうか。
自分の好み?
いいえ、ペルソナさんの好みで選ぶべきです。
お商売は、お客様あってのもの。
つまり、お客様目線に立たねば成り立ちにくい。
では、お客様目線に立つためには、何が必要でしょうか。
そうです。幸せにしたい一人のお客様を明確にすることです。
層で考えた「お客様目線」などは絵空事でしょう。
絞ることで強くなり、拡がる
お客様を絞り込みすぎると、他のお客様が来なくなるのでは?と心配するかもしれません。
けれども、これはたいてい逆の結果になります。
一人の明確になったお客様へのメッセージは強くなります。
強いメッセージは、その方周辺にも届くのです。
反対に、大まかな層や、特に相手を定めないメッセージは、誰にも届かないことが多いです。
悩みや願望は、ペルソナさんの自覚が重要
ペルソナさんの悩み・願望を想像する時は「それをペルソナさん自身が自覚しているか」が重要です。
例えば、整体サロンのオーナーは
「骨盤の歪み」
が悩みとしてあるのではないか、と考えます。
しかし、ペルソナさん自身は自分の骨盤が歪んでいることを自覚しているでしょうか。
もっと直接的な
「(骨盤の歪みによる疲労で)夕方になると疲れてしまう」
などを挙げないと、ペルソナさんに気づいてもらえないことになります。