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伝えるためにお客様を選ぶ

2018/07/31

ペルソナさん(理想のお客様像)を決めて下さい!と伝えると、

「どんな方が来てもお応えするのがセラピストなので、好きなお客様も嫌いなお客様もいないから難しいのよ」

 

とおっしゃるセラピストさんが稀におられます。

この方のこのセラピスト観、素晴らしいし、曲げる必要は無いと思います。

 

ただ、理解していただきたいのは、あなたを求めるお客様まで選べ、と言っているのでは無い、ということ。

 

つまり、実際にペルソナさん以外のお客様からご予約が入っても拒否しなくても良い、という事です。

(もちろん、ペルソナから大きく離れるお客様を拒否するように持っていっても良い。それはセラピスト観、サロン経営観の違いで、どちらにも善悪は無いからね)

 

ただし。

ペルソナさんを選ばなきゃ、あなたの言葉は伝わりにくくなります。

あなたを発信するメッセージを伝わりやすくするための「相手」

 そもそも、言葉とは思いを誰がに伝えるための道具です。

ですから、「相手」が明確でないと、伝わりにくくなる性質を持っているのです。

 

セラピストとして、サロンとしての発信を、よりお客様に伝わりやすくするために、お客様を選ぶ=ペルソナさんを設定する、のです。

 

逆にいえば、「お客様を選ばない哲学のセラピストさん」が、問題なく集客できている場合は、ペルソナさん設定は不要です。

無理にペルソナさんを設定して、うまくいってる集客を歪ませる必要はありません。

 

お会いしたことのないお客様への思いやり

 お客様を選んで、その方のことを考えた発信を行うことは、未だサロンにお越しいただいていないお客様への思いやりだと僕は思います。

 

逆に言えば、サロンがお客様を選ばないことは、一つ間違えると、

「とにかくウチにきたらなんとかしてあげる」

という、思いやりの無い、傲岸不遜な態度に取られる可能性がある、ということです。

 

お客様を選べないセラピストさんは、発信はペルソナさんへの思いやりを込めて。

来店後は、どんな方にも分け隔て無く、という姿勢がよろしいかと思います!

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