スモールサービス起業家であるあなたは、資本主義という社会でお商売を展開しています。
これは紛れもない事実。
あなたが資本主義を否定していても、肯定していても
あなたのお商売は、資本主義という社会が生み出した「思い込み」に影響を受けてしまいます。
そして今、この資本主義の思い込みが変化しています。
これからのあなたのお商売を考える上で、この変化を理解することは不可欠だと思うのです。
僕が特にコロナ後に感じる、資本主義の思い込みの変化はこの4つ。
コロナ後、お金中心の資本主義から脱却し、お金にならなくても大切な価値があるという認識が広まりつつあります。この変化が、スモールサービスの需要も増加させている一因と考えられます。
お金にならんものでも、大切なことはある!とみんな気づいてきた感じです。
2. 楽しさの肯定:他者評価による楽しくなさの打開
お金による価値が基準となる資本主義では、「役に立つ・お金が儲かる」という他者の評価が価値となります。
しかしコロナ後、自己基準、つまり「楽しいか楽しくないか」が重視されるようになりました。
この傾向は、個々のニーズや好みに合わせた消費行動の増加をもたらしています。
3. お金を超えた合理性への気づき:実は非合理な資本主義
資本主義が合理的だとされる中、資本主義のお金の追求が非合理な判断を引き起こしていることが浮き彫りになりました。
例えば、自然破壊や人間性の置き去り、など。
目先のお金じゃなく、大きな視点で合理的判断を下せる人が多くなったと思います。
4. 格差への疑問:勝ち組が勝ち続ける社会への疑問
資本主義の中で勝ち組が勝ち続ける仕組みに疑問が投げかけられています。
ビジネスの成功はもちろん重要ですが、あまりにも大きな格差に対する抵抗が高まっています。
そんなにお金儲けること必要?という感情ですね。
スモールサービス起業家も社会の一部であり、現在の日本社会が資本主義の思い込みによって支えられているのであれば、その変化を理解することで、より効果的なお商売を展開できるようになるでしょう。
資本主義の思い込みにに埋没せず、資本主義の思い込を利用するようにお商売を行えば、あなたらしさを失わず、経済的な成功も得られるはず!と思うのです。