あなたは自分が提供している技術が好きですか?
その技術に自信を持っていますか?
答えはきっとイエスでしょう。
それは本当に素晴らしいこと。
自分のサービスを自身を持ってお客様に提供できるのは幸せなことです。
しかし。
あなたの技術が素晴らしいものであればあるほど、その汎用性は高くなる。
どういうことかというと、すばらしい技術は
- 誰にでも
- どんな時でも
- どんな場所でも
- どんなシチュエーションでも
使えてしまう。対応できてしまう。(こんな状態を「汎用性が高い」と言います)
それが故に
- どんな時でも
- どんな場所でも
- どんなシチュエーションでも
どんとこーい!な「何でもできます」サービスとして売ってしまいがち。
これは、あまり良くない
なぜかというと、お客様からすると買いにくいから。
あなたは「なんでもできます!」と言いたい。
しかし、それではお客様は買いにくいのです。
理由は以下の3つ。
なんでもできます!とアピールすると、お伝えすることが曖昧になります。
なので、せっかくの優れた技術も、他の技術と同じようなことを言ってる状態になります。
つまり、何でもできます!とアピールすると普通になるのです。(不思議)
これ、めちゃもったいない!
なんでもできます!とアピールすると、その技術の素晴らしさをメインにアピールすることになります。
(だって、なんでもできちゃうねんもん)
でも、技術に興味にあるお客様は少数。
お客様は悩みを解決したり、願望を実現したりしたいんですよね。
なので、お客様に刺さらないアピールになってしまいがちです
なんでもできます!と言われたら、お客様はそれが自分に関係あるコトなのかをご自身で想像しなくてはいけません。
お客様に想像していただくことが前提だと、アピールは届きにくくなります。
こんな感じで、「なんでもできます!」にすると、あなたの素晴らしい技術はお客様に届きにくくなるのです。
僕は、すばらしい汎用的な技術は、その汎用性を活用して、技術を利用するシチュエーション限定し具体化したほうが売りやすい、と考えています。
つまり、その技術を使った、あなたらしいオンリーワンなメニューを作るのです。
汎用性が高い技術は、あなたの個性や経験とうまく掛け合わせられる柔軟性をもっているので、オンリーワンなメニューが作りやすい。
なんでもできる技術に惚れ込んでいるからこそ、その技術をお客様が買いやすいように、自由に限定する。
逆転の発想ですが、使えるテクニックです。
オンリーワンメニューのつくり方についてはこの本を参照してください。
なんでもできます!になっているな〜
と感じたら、まずは一つオンリーワンなメニューをつくって実験してみてください。
きっとお客様に刺さりやすくなりますよ!