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自分でお商売をやっていると、いろいろな方が、いろいろなアドバイスをくれます。
(頼んでないのにアドバイスをくれることもありますもんね)
これ、とてもありがたい。
いろいろな人のアドバイスをいただくことで、自分のアイデアも広がります。
しかし、人によって言うことはまちまち。
だから、いただいた全てのアドバイスを鵜呑みにしていると、方向性がブレてとんでもないことになります。
そこで、スモールサービス起業家には、アドバイスを受け取る技術が必要になります。
その技術とは
アドバイスを抽象化する技術
なのです。アドバイスを上手く取り入れるための2つの抽象化の技術
では、抽象化の技術とは具体的にどのように使うのでしょうか。
お商売の、特に集客に関するアドバイスなどは、この2つの抽象化を使うと、上手に受け取りやすくなります。
1.アドバイスを目的へ抽象化
アドバイスを頂いたら、その目的を考えます。
例えば、
「LINEをつかって、お客様にこんなことあんなことすればいいよ!」
とアドバイスを頂いた。しかし、自分のお商売にはLINEは合わない。
このアドバイスは「LINEを使って、お客様をフォローするといいよ」
という意味ですから、この「お客様をフォローする」という目的をヒントとしていただくのです。
そうすれば、
「お客様フォローを強化するなら、自分ならこの方法かな」
とアドバイスを生かした自分なりの方法が見つかるかもしれません。
2.アドバイスを理屈へ抽象化
アドバイスを頂いたら、その理屈を考えます。
例えば
「毎日Instagramでライブ配信すればいいよ!」
とアドバイスを頂いた。しかし、自分のお商売にはInstagramライブは合わない。
このアドバイスは「Instagramを通じてお客様を接触を増やすといいよ」
という理屈を意味しますから、「お客様との接触を増やす」という理屈をヒントとしていただくのです。
そうすれば、
「お客様と接触を増やすなら、自分ならこの方法かな」
とアドバイスを生かした自分なりの方法が見つかるかもしれません。
アドバイスの受け取り上手になろう
もちろん、ドンピシャ!これだ!
というアドバイスは抽象化せずに、本当にそのまま言われたとおりにやることが大切。
ですが、すべてのアドバイスにこれをやるとブレる。
だから、この抽象化の技術を使って、アドバイスを丈夫に受け取れるようになる必要が在るのです。
もちろん、抽象化した上で、自分に不必要なアドバイスを受け流す技術も必要ですけどね。
スモールサービス起業家が使える力は限られています。
アドバイスを上手に受け取れる人になって、自分の力以上のパワーが出せるようになるとよいですね。