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サブスク!サブスク!とよく耳にするようになりました。
スモールサービスのオーナーに、「サブスクやりたいんですよね〜」と相談されることも。
サブスクって、何?
サブスクリプションエコノミーという言葉の生みの親のティエン・ツォさんによると
サブスクリプションとは、顧客がサービスにSubscribeする(申し込む)ビジネスモデルのことです。企業の視点からいえば顧客を理解し、顧客が何に価値を感じるのかを把握した上で継続的にサービスを提供することを意味します。
当然、サービスによって価値の提供方法は異なるので、マネタイズの方法も多岐にわたります。月額課金もあれば従量課金もある。課金形態は顧客に提供する価値を最大化させるために柔軟に変化させていくべきであり、大事なのは顧客に価値を提供し続けることです。
本物の「サブスクリプション」の話をしよう——Zuora創業者ティエン・ツォ氏インタビュー
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1910/30/news045.html
だということ。
単に定額課金ではなく、お客様へ価値を継続的に提供する
というイメージですね。サービス業の受け放題サブスクはうまく行かない
サービス業がサブスクを定額課金と捉えると、単純に「受け放題」のサービスを考えてしまいがちです。
みたいな。
これ、一見良いビジネスにも思えるのですが、対面のサービスでこれを行うと、うまく行かないことが多い。
どうしてかと言うと、対面サービスは、対応できるお客様の上限が決まっていることが多いからです。
限られた枠を、受け放題のお客様で分け合う構造になるので、どうしても人気の時間帯にお客様が集中してしまう。
まんべんなく対応時間を分け合ってはくれない。
すると、
ことが起きやすい。
よほど、枠に余裕があるとか、複数のサービス店で空き時間を分け合うとか、しないと構造的に難しいのでは無いかな、と思います。
サービスをコンテンツ化・オンライン化しサブスクへ
では、サービス業はサブスクに向いていないのか?というとそうではありません。
サービスの提供上限を取っ払えば、サブスクモデルがバチッとはまります。
対面サービスの提供上限を取っ払う方法としては
が考えられます。
例えば今、ママ向けのアロマトリートメントを提供しているとしましょう。
これを、
などすれば、サービスを無限に提供できますので、見放題・受け放題のサブスクモデルで提供しても、うまくいくと思います。
フォローサブスクで本命サービスとの相乗効果を
でも、きっとみなさんは、サブスクに業態転換する!とは考えてはいませんね。
だから、サブスクはあくまで本命サービスのフォロー事業として考えると良いでしょう。
低額のサブスクで
という位置づけでストーリー考えれば、イメージしやすいし、本命サービスとの相乗効果も期待できると思います。
サブスクモデルを導入したいな〜
と考えている方は、参考にしてくださいね。