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サービスのオンライン化モデル9パターン

2020/04/20
サービスのオンライン化モデル9パターン

これまで対面でサービスを行ってきたけど、こんな状況で対面ができない。

だからオンライン化だ!

と思っても、どうしたらよいのかわからない。

 

原因は、きっと、オンライン化のイメージが湧いてないからだと思うんです。

 

そんな方のために、オンライン化のモデルを9パターンご紹介します。

まずはこの9つのパターンをイメージしてみて、自分のビジネスの場合はどんなオンライン化になるかを考えてみてはいかがでしょうか。

サービスのオンライン化モデル9パターン

1.オンラインセッション

現在対面で行っているセッションをそのままオンライン化するパターン。

ビデオ会議システムのZoomなどを使えばすぐにオンライン化できます。

だから、ポイントはご予約・課金・ビデオ会議への誘導というビジネスプロセスの設計になります。

ここさえちゃんとやればOK。


2.オンライン講座・研修(グループ)

現在対面で行っているグループ対象の講座や研修をオンライン化するパターン。

これもビデオ会議システムをつかって行えばよいでしょう。

研修のような予め決まったメンバーと行う場合は、オンラインセッションと同じ設計ですね。

主催者となって、日時をこちらが決定して、オープンに受講者を受け入れる場合は、予約のとり方と、ビデオ会議への誘導を少々しくみ化する必要があります。


3.オンラインセミナー・イベント(ウェビナー)

講座や研修とひと味違った、「演者 対 聴衆」型のセミナーやイベントのオンライン化のパターン。

比較的人数が多いケースを想定しています。

このパターンは、申し込み・課金・視聴場所への招待、というビジネスプロセスになるでしょう。

FacebookなどのSNSの権限設定を上手に使えば、複雑なシステムの構築をしないでも開催が可能です。

 

※無料で誰でも見られるセミナーの場合はもっと簡単。ただFBやInstagramで流せばいい。



4.サービスのモノ化通販(テイクアウト化)

対面で行っているセッションをモノに置き換え、そのモノを販売する方式。

例えば、

  • 対面占い → 鑑定書
  • アロマクラフトワークショップ → アロマクラフトキット

などにモノ化すれば、オンラインで販売することも可能になります。

 

これとオンラインセッションやオンライン講座・研修のハイブリッドもアリですね。

  • トレーニングキットを送付してからの、オンラインパーソナルトレーニング
  • 材料を送付してからの、オンラインパン教室

なども考えられますね。



5.サービスの教材化通販(テイクアウト化)

いつも対面で行っている講座を、テキストや動画にして、自習できる教材として通販するパターン。

教材化は大変ですが、一度行っておけばモノとしてサービスを販売できるので、販売数に上限は無いし自分が疲弊することもありません。

時間のある今に取り組む価値のあるパターンだと思います。


6.関連商品の通販

サービスをオンライン化することが難しい。モノ化することも難しい場合は、関連商品などを仕入れ、既存のお客様にオンラインで物販しましょう!というパターン。

注意が必要なのは単なる通販サイトを立ち上げるのではなく、サービス提供者であったあなたがのセレクトショップを運営するイメージを持つことです。


7.前売りチケット・回数券の通販

サービスをオンラインで提供できない場合も、前売りすることはできます。

前売りチケットや回数券をオンラインで販売するのです。

しかしこれは、苦肉の策でもあります。

特に提供原価率が高いサービスを行っている場合は、後々の資金繰りが厳しくなることが目に見えるのでオススメしません。

(飲食業とかは厳しいと思う。)


8.オンラインサロン

お客様にサロン会員になっていただき、月会員費や年会員費をいただき、情報発信や特典などを提供するパターン。

すごく乱暴にいうと「ファンクラブ」や「学会」みたいなイメージで捉えると良いと思います。

入っていると、情報が得られる・あこがれの人の限定発信が受け取れる・イベントなどで優遇される、などの価値を提供し定期収入を得る方法です。

有名人では、堀江さんやキングコング西野さんのオンラインサロンが有名です。


9.オンライン動画スクール

スクール業をされている場合や、高度で差別化できる技術を教えることができる場合は、オンラインスクールというパターンもあります。

動画教材とオンラインサロンを組み合わせたようなモデルで、定額料金で技術などが学べる会員制サイトを構築するイメージです。

 

すでに生徒数も多く、一定の支持がある場合は、このパターンを立ち上げると高収益を望むことができるでしょう。


9つのモデルを組み合わせたり、変形させたりして自分のオンライン化モデルを

説明しやすいよう9つのパターンに分けましたが、実際のビジネスの境界は実にあいまいです。

複数のパターンが入り混じったり、別のリアルビジネスのしくみが組み込まれたりすることが多いと思います。

 

この9つのパターンでオンライン化のイメージをもって、自分のビジネスではどのようにオンライン化を進めるのかを考えていただければ嬉しいです。

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