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セラピストの皆様。手から気、出してますか?
などの話を日常的に聴く僕からすると、気というのは非常に身近なもの。
先日もあるエステティシャンの方と気の話になり、昔にこの本を読んだことを思い出したのでした。
氣は「出ている」と考えるだけでOK
著者の藤平光一先生は、植芝盛平先生と中村天風先生という二人の偉大な先生に学び、心身統一合氣道を創設した巨人です。
本書は、その二人の先生との関係について非常に分析的な視点で語った自伝的な作品なのですが、その中にふんだんに気に関することが出てくるのです。
特にセラピストの皆さんにお知らせしたいのが、この本に出てくる、藤平先生の心身統一の四原則!
一、臍下の一点に心をしずめ統一する
二、全身の力を完全に抜く
三、身体の総ての重みをその最下部におく
四、氣を出す
一〜三まではわかりやすいし、セラピストさんにも活かせそうな原則なのですが、肝腎の気の部分が
四、氣を出す
って、それだけか〜い!
とツッコミたくなるのですが、この部分の解説を読むとさらにびっくりします。
特別なトレーニングは必要とせず、ただ「氣が出ている」と考えればいい
考えるだけでええんか〜い!
と一瞬思ったのですが、氣とはそういうものだよ〜
ということなんですね。
植芝盛平先生や中村天風先生に興味のある方はもちろん、氣について知りたいセラピストさんにおすすめです。
なにかヒントになることが得られるんじゃないかな〜