サロンの理念についての考え方

なんのために？を明確にしないと起こってしまうこと

サロンを経営している、経営の中でしばしば「なんのために？」を忘れた事をしてしまいます。

• 最新の機器を買ってサロンに置いた！
• すぐなくなる化粧水は安いのでいいかな・・・
• 前は施術後にお茶を出してたけど、もっとお客さん入れたいからその時間やめよう・・・

など、こっちのほうが儲かる！・・・という考えで動いてしまうときがあります。

そしてそれを繰り返していると、

1. サロンの経営の方向性がブレる
2. サロンの良さがお客様には伝わらない
3. お客様が離れていってしまう

というようなことが起こってしまいます。

だから、最初に「なんのために？」を明確に文章にする必要があるのです。

差別化の出発点

また、個人のサロンがお客様に選ばれるためには、

• おうちでエステを受けているような気分になってもらおう！
• 施術に使う化粧品は絶対無添加！自分も使ってみる！
• 完全手技！機械は使わない！

など、「こだわり」や「想い」から生み出された「何か」で勝負することになります。

（大手の場合は「お金で得た何か」で勝負できるのです）

その、「こだわり」や「想い」の出発点である「なんのために？」はお客様に選ばれるための活動の出発点なのです。

理念＝なんのために？を考えてみる

では実際に理念を文章にしてみましょう。

１つ目に考えるのは、

あなたのサロンが世の中に必要な理由です。

サロンや提供しているサービスは世の中にとってなぜ必要なのか？

理由を書き出してみましょう。

例）

• 自宅のようにリラックスできるサロンってないよね・・・
• 子どもがいても気軽にいけるようなサロンってなかなかない・・・

２つ目に考えるのは、

あなたが大切にしている想いや価値観とは？です。

オーナーの「こだわり＝人生観」がサロンのカラーに反映されるはずです。

一度、ご自身の想いや価値観を具体的に考えて書き出してみましょう。

例）

• 大金を契約させられるエステではなく、都度払いがいいと思う！
• ひと肌で接する手技が、お客様には必要！

この２つをまとめて、

すべては（　　　　　　　　　）のためにという一言にしてみましょう。

あなたのサロンが世の中に必要とされている理由とあなたの想いを重ねてみましょう。

すべてはなんのためにと言えますか？

一言で書けたら、それを説明する文章をまとめてみましょう。

このまとめたものが、「理念」となるはずです。

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次回は、「サロンのビジョンについての考え方」をご紹介します。

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