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お商売の道具としての「本」=お布施

2026/03/27

1章-6

お商売の道具としての「本」=お布施

お商売を営む僕たちにとって、出版はゴールではありません。

自分のお商売をより多くの人に知ってもらい、価値を届けるための「ツール」であり、一つの「発信メディア」に過ぎないのです。


「本を出すこと」そのものが目的になってしまったり、「本を売ること」だけに執着してしまったりすると、お商売としては本質から逸れてしまいます。

大切なのは、その本を通じて自分の考えが広まり、結果として自分のサービスが売れること。

ここを履き違えてしまうと、せっかく苦労して本を出しても「何も起こらなかった」という悲しい結果になりかねません。


もし、お商売への繋がりを考えないのであれば、苦しい思いをしてビジネス書を書く必要はなく、趣味の本を書いて楽しめばいいのです。


このブログは、『お布施ブログ攻略マニュアル』の第1章6「お商売の道具としての「本」=お布施」です。(※全7章をランダムに書き進めています。これまでの記事一覧


本は一つのメディア

お商売の発信において、本という存在自体に特別な神聖さがあるわけではありません。

Instagramやブログ、メルマガ、stand.fm、YouTubeなどと同じ、数あるメディアの中の一つ。

 

ただし、本には他のメディアにはない独特の「特性」があります。

それは、情報が断片的ではなく、一つのパッケージとして「まとまっている」ということ。

体系的にあなたの思想やノウハウを、お客様やこれからお客様になる方々へ深く伝えることができる。

 

そういうメディアです。

今のあなたのお商売の状況に、この「体系的に伝える」という特性がマッチするのであれば、本というメディアを戦略的に採用すれば良い。

 

ただそれだけのことなのです。無理に「本」という形をつくるのではなく、今のあなたのサービスを補完する存在として、本という形が最適かどうかを見極めることが大切です。


お商売の本はお布施なのだ

 

僕たちが本を書くときに立ち返るべき場所は、僕達がブログを書くときと同じ。

 

「誰に」「何を伝えて」「どうなってもらうのか」

 

そう、お商売の本とは、いわばお布施ブログと同じ「お布施本」なのです。

 

例えば、忙しい個人事業主のママに、時短キッチンのセットアップ術を伝えて、思いっきり仕事に打ち込めるようになってほしいと願うこと。

あるいは、お子さんが巣立った更年期世代の女性に、継続しやすい骨盤底筋トレーニングを伝えて、第二の人生を楽しめる基礎を作ってほしいと願うこと。

 

お客様の役に立ちたいという純粋な「お布施」の気持ちが根底にあるからこそ、あなたのサービスに果報が現れるのです。

 

ということは・・・

お布施ブログと同じように、お商売の本からも自分のサービスへの「導線」が絶対に必要ということ。

 

 

  1. コンセプト導線:お商売のコンセプトと、本のコンセプトが一致しているか。
  2. 物理導線:本の中に、お商売(サイトや公式LINEなど)への物理的なつながりがあるか。
  3. 商品導線:本を読み終えた人が、次に取るべき行動(体験セッションや講座など)が用意されているか。

 

 

これら3つの導線が整って初めて、お商売のための本として機能します。

 

読者が読み終わった後に「面白かったな・ためになったな」で終わらないように、お商売へつなげる導線の準備が必須です。


本が持つ「謎の権威性」を味方につける

また、本には不思議な「権威性」が宿っています。

(これはお金という虚構にも似ている!)

 

「本を書けるのはすごい人だ」「本は知の集合体である」という、世の中の思い込みです。

 

面白いことに、商業出版でベストセラーを飛ばすプロの作家の本も、僕たちのような名もなき個人が出すKindleの電子書籍も、一般の方々の深層心理では「同じ本」として認識される傾向にあります。

この「本=すごい」という世の中の幻想や権威性は、ありがたく活用させていただきましょう。

 

僕たちは作家ではありません。お商売人です。

 

特に今回作ろうとしている「お布施ブログ本」は、自分たちの手で作り上げるDIYの電子書籍です。

「本」という重圧や幻想から目を覚まし、ただお客様への愛をお布施する。


その姿勢こそが、お商売としての出版の鍵になると思います。