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好きを仕事にするではなく、好きを仕事に入れ込む

2025/04/01
好きを仕事にするではなく、好きを仕事に入れ込む
「好きを仕事にするなんて甘い」「好きなことは仕事にしないほうが良い」などとよく耳にします。

  • 仕事にはお客様という相手があり、合わせないといけない。だから好きなことを仕事にしちゃうと、好きにできない。結果的に嫌いになるかもしれない。
  • また、好きを生活の糧にすると行き詰まったら逃げ場がないから大変。
  • 好きなことを仕事レベルに高めるのは大変
  • 好きなことでお金をもらうのは大変
みたいな理由なのでしょうか。
ま〜、いわんとすることはわからなくもないです。

しかしですよ。
ここで明確にしたいのは、僕が主張しているのは、
「好きを仕事にしろ」
ではなく
「好きを仕事に入れ込め」
なのです。

つまり、あなたの仕事に、好き要素を入れ込んでしまえ、ということです。

好きそのものを仕事にしよう!
とか
今の仕事を好きになれ!
と言っておりません。

好きを仕事に入れ込む例

要するに、今持っている問題解決技術(仕事)に、好き要素をどうにかして絡める、入れ込むのです。

入れ込む考え方としては3つの方向性があります。

好きを対象にする

今持っている問題解決の技術を、好き関連の対象に行う、という入れ込み方。
あなたがテニス好きなアロマセラピストなら、
  • プロテニスプレーヤー向けアロマトリートメント
  • テニス仲間向けアロマトリートメント
  • テニスメーカーにアロマ製品開発のコンサルティングをする
みたいな感じです。自分の好き分野を対象に自分がプロとして技術を提供する。
これはなかなかテンションが上がりませんか?

テニスという対象を抽象化して、
  • プロ女性アスリート向けアロマトリートメント
  • スポーツする女性のためのアロマトリートメント
なども考えられます。

好きを問題解決に使う

もう一つの方向性は、問題解決技術に好きを入れ込む方向性です。
  • サロンのお客様のためにテニスステップを応用したエクササイズを開発する
  • テニスの戦略を夫婦問題に応用したカウンセリングを開発する
みたいな。
難しいと思いますが、バチっとハマるとオンリーワンのサービスが爆誕します。
あなたの好きレベルが、好きを抽象化できる高いレベルに達している場合はこの方向性が使えます。

お客様向けイベントのテーマを好きにする

一番シンプルな好きの入れ込み方がこれ。
お客様と会う機会を作るイベントのテーマに好きを使うだけ。
  • サロンのお客様のテニス部
これは楽しい。あなたが楽しむ。その楽しさをお客様にシェアする感じ。

人のお商売だからあなたのハイテンションが大切

スモールサービスは人が人を幸せにするお商売。
だからあなたという人が輝くと技術もサービスも品質が高まる。

あなたがハイテンションでいることは、サービス品質を上げることになります。

好きを仕事に入れ込むということは、甘えでもなんでもなく、意図的に品質を上げる環境を作ることです。
スモールサービスにおける品質管理技法なのです。

お客様により幸せになっていただくために、あなたの好きを仕事に入れ込めないか、考えてみましょう。
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