リウムスマイル!には数名の外国在住の方がいらっしゃいますが、ほとんどのりうまーは日本でお商売をされています。
(外国在住のりうまーも、現地に住む日本人向けにお商売をされています。)
だから、日本で(日本人向けの)お商売をしている僕たちは、お客様である日本人の感性、常識・感覚・倫理観、つまりモノの考え方について、多くを知っておく必要がありますよね。
その感性の捉え方がズレると、集客もサービスもうまくいきません。
また、日本人である自分の感性のクセを掴むことは、自分をマネジメントしやすくするでしょう。
では、日本人の感性を掴むにはどうすればよいのでしょうか。
一番は、実際に日本人と接しながら、意識的に日本人の感性を捉えようとする場数を踏むこと。
しかし、僕達の時間には限界があるので、このような生の体験数にも限界があります。
そこで、おすすめしたいのが、日本の歴史を学ぶこと。
日本の歴史とは、今の日本ができた過程。
それを知ることは、日本人の感性を掴むためのショートカットになります。
歴史を学ぶ上での注意
歴史を学ばれる時、まずは通説と呼ばれているものを学ぶようにしてください。人間はどうしても、自分の都合の良いように歴史をストーリー化してしまいます。特に自国の歴史は、自国愛ゆえに、自尊的に塗り替えられやすいです。
ですから、いったんできるだけ公平な歴史を知って、それから異説と呼ばれるファンタジックでダイナミックな歴史に触れることをおすすめします。そうでないと、予備知識のない人はあっという間にトンデモな歴史に騙されてしまいます。(もちろん、本当のことはわからないのですが)
僕が主宰しております「
ホム育気づきサロン」では、起業家さんに役立つ(かもしれない)歴史の勉強会を年に4回しています。
基本テーマは
という4つ。今の日本でお商売をする上で関連が深いこの4つの分野の歴史を勉強することで、もっと俯瞰的にお商売を捉える、起業家の教養を身につけようとするものです。
日本の文化テーマではこれまで、
という3つの勉強会を開催しました。
なかなかおもしろそうな内容でしょう?
武士的な感覚って、今の日本人の感性の基本OSだと思うんです。
数年前のアメリカの映画賞で、奥様を誹謗された俳優が誹謗した人を平手打ちしたことがありました。
アメリカやヨーロッパでは公衆の面前での暴力ということで彼は責める論調が強いようでしたが、日本人は彼を称賛した人が多かったようです。これは武士的な感性なのかな〜と。
このように、今も私たちの心の根底に残っている武士感がどのように醸成されたのか、武士の成立から時代時代の武士のあり方の変遷をたどって見ていきたいと思います。
現代の武士感はどこから?時代別武士のあり方まとめ