スモールサービスは人のお商売。
だから人で選ばれる。
と常々申しております。
サービスと人は切り離せないからね〜
ということは・・・
我々、スモールサービス起業家は
選ばれるために人間性を磨かねばならない!
でも、人間性を磨くってどうするん?
いろいろな方法があるとは思うのですが、僕がお勧めしているのが
歴史を学ぶこと
であります。
はぁ?歴史?歴史と起業とどう関係あるの?
と思われるかもしれませんが、まあ、聞いて下さい。
歴史とは、まあざっくり言うと
過去の人間ドラマ
です。
みたいな感じ。
これ、映画とかドラマと同じやん。
なので全然むずかしくない。歴史。
むしろ本当にあったことなので、ほほーっとなるやん。
歴史ギライな人は、歴史というと、
なん年に、なにが起きた、
みたいな年号と出来事の羅列をイメージするようです。
実は年号を大事にするのは、世界のドラマの相関関係を解りやすくするためです。
たとえば、476年
この年西ローマ帝国が滅亡しましたが、これはローマ帝国が上方にいたゲルマン人などに圧迫され弱体化したためでした。ではなぜゲルマン人がローマにやってきたのかと言うと、遊牧民族のフン族に圧迫されていたのです。
一方同じころ、中国は、宋と北魏に分裂していました。そしてその北には柔然という遊牧民族がブイブイ言わせていました。
そう、ユーラシア大陸全体で見ると、北側が寒くなって、遊牧民族が南に降りてきていたのです。そして、もともといた人たちが更に南に押し出され、最南端の気候の良い豊かな帝国を圧迫する、てなことが起こっていたのです。
世界はつながってる〜!と年号があることで理解しやすいでしょ。
ちなみに、このころの日本は、倭の五王のひとりワカタケルの時代くらいですかね。
卑弥呼の次くらいから、この倭の五王まで中国の歴史書に日本が登場しないので、空白の150年とか言われてます。中国の権威が下がり、日本は安定していたので、中国に朝貢しなくなった、という状況だっのでは、と考えられています。
大国に朝貢(貢物をもって挨拶に行き、支配を認めてもらう)するのは、大国が権威をもっていて、自国で揉めてる時です。ウチは親分(中国)に盃もらって、このシマのシノギ認められているんやぞ?ワレェ。と抗争相手に言わんがため、という感じです。
こんな感じに、過去の人間ドラマは情報も整理されているので、全体像が掴みやすい。
でも、この当時生きていたら目の前で起こってるのとの理由なんてわからんでしょきっと。
一人のローマ市民が、はるか北方で遊牧民がブイブイ言わせてる、なんて知る由もない。
なんでゲルマン人くるねん〜どうしよう〜
みたいな感じだと思うのですよ。
これは現在も同じで、今、目の前で行っていることには、さまざまな背景があるのですが、我々は、その渦中にいるため、全体像がつかみにくいのです。
ドラマの登場人物にはその物語全体が見えない
というのと同じですね。
確定した過去の人間ドラマの再現を楽しみながら、その出来事の「構造」を学ぶのが歴史なのです。
どや?歴史で人間力が磨かれる、というのもあながちハズレな話ではないでしょう?
単なる歴史の勉強ではなく
- 出来事の全体像を捉える訓練
- 相手の背景を考えた優しき視点を獲得する訓練
- 現代社会の構造の成り立ちを捉えてハックする訓練
と考えて歴史を楽しく学ぶことは、必ずなたの人間性を磨き、お商売にプラスに働くはずです。
でも、歴史学ぶの、どうしたら・・・
というあなたは、僕がやってるホム育気づきサロンの
起業家のための歴史勉強会に参加!
大学の歴史学科で非常勤講師を務める僕が、今のお商売につながる歴史の出来事の構造をおもしろおかしくご紹介します。
過去には
をやりました。
※ホム育気づきサロン会員さんはアーカイブ視聴できます。
今年は
- なぜこんなに差がついた?人類大移動
- 日本=武士っていうけど武士って何?
- 自由の芽生え!フランス革命
- これからの世界を占う。ポスト資本主義
をテーマに行う予定です。
ぜひ参加して歴史で人間性を磨くきっかけにしていただければ幸いです。