起業する!とは、ある意味
自分のお商売の全責任を負う
ということです。
お商売のことで何かうまく行かないことがあっても、誰のせいにすることもできません。
(誰かのせいにしても、自分が損をし続けるだけです)
なので、何があっても自分ごと、なのです。
そして、起業すると良い話やうまい話が来ることがあります。
もしくは、やばい話が耳に入らなかったり、危機の兆候が目に入らなかったりします。
およそ人は自分の望みを勝手に信じてしまう
ユリウス・カエサル『ガリア戦記』Ⅲ-18
※一般的には「人は見たいと欲する現実しか見ていない」という感じで訳されている
人間はどうしても、自分が望む方に偏って考えてしまうで〜
と、今から2000年前の人が言ってるのです。
しかし、お商売では、何が起こっても責任を負うのは自分。
だから後悔しないために、
事実を事実として捉え、自分の頭で考え、判断するクセをつけることが大切なのです。
どうすれば、そのようなクセを付けられるのでしょうか。
おすすめの方法の一つが、歴史を学ぶこと。
え?歴史?と思われるかもしれませんが、
歴史とは、
人間が、ある時・ある場所の・ある状況に置かれた際の行動の記録
ですよね。
それを、現在から全体像を振り返りながら追体験できる。
過去の事実(状況)を冷静に見て、その時に人間がどんな行動をとるのか、を学べる。
これが歴史を学ぶ凄さだと思います。
こんなふうな視点で歴史を学ぶと、自然にその視点を現在の自分に置き換えて使えるのようになるのではないかな、と思うのです。
他者を認め優しくなり、自分が偏見から自由になる。
そんなふうに自分の頭で考えるクセをつけるため
起業家のみなさま、歴史を学んでみてはいかがでしょうか。