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使命を形に。デトロイトの黒人特化型美容室
理念や使命を明確に、コンセプトやサービスに打ち出す例がサロン業界でもでてきています。
アメリカでは、黒人特化型のサロンが注目を集めています。
国際労働問題の専門家だったダナ・ホワイトが自己資金3万ドルで2012年に開店した「パラリー・ボイド(Paralee Boyed)」は数少ない、縮毛を持つ黒人のためのサロンだ。
「私たちの髪は整えるのに何時間もかかる場合がある。少しでも早くお客さんを送り出したい」とホワイトは言う。
米国ヘアサロン業界に革命起こす「黒人特化型」美容室の挑戦
https://forbesjapan.com/articles/detail/24759#
黒人の、縮毛をもつ人に特価という顧客差別化が効いてます。
でも、それだけじゃないんですよね〜
使命 × 工夫 = オンリーワン
記事を読むとわかるですが、たんなる縮毛をもつ黒人特化ではなく、サービスの導線をゼネラルモーターズとフォードのエンジニアにアドバイスされた「リーン生産方式」のサロンなのだとか。
こうしたい!こうあるべき!という理想(理念・使命)に、このような地域特性を活かした工夫が掛け算されると、いっきにオンリーワンですね。
記事によると業績も好調で、2号店を打診されています。(その前に理念の浸透を提案されています。よいコンサルティング会社!)
たぶんアメリカでも、美容室は飽和し競争状態だと思うのですが、このサロンは掛け算で非競争のポジションを造っています。
強い想いを持ったオーナーさんに勇気を与えるとともに、工夫の知恵も貰える良いニュースですね。
自分の使命と関連する、地域性や技術や知識などを使命と掛け算するアイデア、ぜひ試してみたいですね。