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対抗意識が本質を見失わせる時

2018/05/21

 

* アメリカの百貨店メイシーズ(Macy's)の第1四半期決算は市場の予想を上回り、その売り上げは2期連続で増加した。顧客が店舗に回帰していることを示した。

* 顧客を呼び込むため、同社は値引きセールを行うよりも、店舗での体験を向上させることに力を注いできた。

* メイシーズの成功は、消費者が依然として実店舗に価値を見出していることの表れだ。

 

出典:売り上げ増! 米大手百貨店が見出した"小売業の崩壊"を生き抜く術とは

 

 

amazonショーック!という感じで、アメリカの小売店はメタメタ状態だったのですが、メイシーズの業績が回復とのこと。

理由は「店舗での体験向上」て、そんな基本的なことかーい!

 

と思わなくはないのですが、経営者としては少し気持ちも解るような気もしないではない。

対抗意識が本質を見失わせる

アメリカの小売店、amazonの浸透具合に焦って、対抗しようとしちゃったんじゃないかと。

amazonに対抗して安売りして、自分たちの本当の価値である(amazonには無い)店舗での体験をおろそかにしちゃったんじゃないだろうか、と。

 

近頃、ハッ!と気づいてイカンイカンと修正したって感じじゃないのかな〜

 

これ、僕達のような小規模のビジネスでも多々ありえること。

ライバルに過剰反応して、自分のウリを見失うってのは、僕も経験がありますもの。

(というかその繰り返しだったような気がする)

 

ライバルのことウォッチするのはとても良いことですが、対抗意識から過剰反応して、本質を見失うことがないようにしたいものですね。

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