Googleグラスの活用妄想

ナビ

まず、今のスマフォよりも使い勝手が良くなるのはナビ関係でしょう。

今のスマフォでも、目的地までナビしてもらう事は可能です。GPSの精度も上がり、向いている方位によりリアルタイムで地図が回転するのでかなり便利ですが、前を向いて歩きつつ、スマフォの地図を見るという行為を交互に繰り返す必要があります。

これが、眼鏡型コンピュータになると、目の前に見えている風景にナビの指示が重なって表示されますから、交互に見る必要が無くなりますし、常に身に着けている眼鏡がナビになれば、災害時など緊急時の避難通知などにもにもスムーズになります。

また、近年グーグルは検索を単純なワード検索ではなく、自然な会話の意味を理解できる事を目指して改良を続けています。

 これにより、単純に駅などの目的地を検索してナビさせるだけでなく、 

• 「近くのイタリアンで６人空いているお店」
• 「近くで空いている駐車場」

などの要求にも、気の利いた答えを返してくれるようになると思います。これは便利ですねぇ。

お店側としても、場所などの固定的な情報だけでなく、空き情報などを簡単にリアルタイム配信できるようになると、お店のO2Oとしても、強力な味方になってくれそうです。 

AR(拡張現実)

昔セカイカメラというスマフォの画面に、目の前の景色と共にその対象物に関連する「エアタグ」と呼ばれる付加情報が重ねて表示されるアプリがありました。エアタグは誰もが自由に付加することができ、その可能性に多くの人がときめいたのですが、色々な問題でサービスは終了することとなりました。

その問題の一つがエアタグの多くが空き物件情報など実際の電柱の張り紙のようなもので無秩序に溢れてしまったというのがありました。

これが無秩序にならず、自分が求める時に求める情報のみ目の前に表示されるようになれば、とても便利になると思われます。 

• 食事するお店を探して街を歩いている時には、お店の口コミ情報を目の前の風景に重ねて表示される。
• 引っ越しを考えている時は、予め求めている広さや家賃などの条件を登録しておくと、それに合致する空き物件情報などが表示される。

などなど、これまた便利そうです。

これまた、お店のO2Oとしても、強力な味方になってくれそうです。 

GPS

GPS（位置情報）と視界を重ねられる事で、友人達を視界に表示することも可能になるでしょう。

待ち合わせなどに使うと便利ですが

缶蹴り、鬼ごっこなど、遊びに使っても楽しそうです。

ライフログ

スマフォの登場により、ツイッターやフェイスブックなどのSNSに、自分の日常をリアルタイムに投稿し共有し合う人が増えました。

「今、これを食べてます。」、「今、ここに遊びに来てます」などなど。

ただ、スマフォだと、「写真を撮ったあと、うつむいて指で操作し投稿する」という、その場を楽しむ事を一瞬中断する必要だったのが、もっとシームレスに行えるようになると思います。

自身のライフスタイルを出すことで、友達や同じ趣向の人の人との交流が更に深まるかもしれません。

また、これは今でも問題になることがありますが、自分の意思ではなく、その場に居合わせた人が特に承諾なくインターネットに公開してしまう事が、眼鏡型コンピュータが普及するとこれまでよりも増えそうです。

プライバシーだなんだと問題視はされても、現状を見る限り、根本的な解決方法が無いまま技術が先走ることは十分考えられます。そうなると、望むと望まざるとにかかわらず、自分の行動がインターネットにさらされることもあるかもしれません。

「嘘をついて会社、学校を休んで、遊びに出かける」、「たばこのポイ捨て」、「電車で大股広げて２人分の席を占領している」などが減り、マナーが強制的に向上するなどの効果があるかもしれませんね…。

上記の妄想は、すでに不完全ながらもスマフォアプリで実現しているものもあります。
ただ、視界とコンピュータの境が無くなることで、便利度が飛躍的に向上する利用シーンがあるでしょう。ワクワクしますねぇ。

Facebookで最新情報を			裏情報はメルマガで・・・
	いいね！をすると、最新情報をあなたのタイムラインにお送りします。			本ブログのまとめや、ブログでは書けない裏情報などをメールでお届け！