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お商売を続けていると、ふと
「今のやり方で、お客様は迷わずに私のところへ来てくださっているかな?」
と不安になることがあると思います。
商品の中身を磨くことと同じくらい、あるいはそれ以上に「どう届けるか」という導線の設計は頭を悩ませるポイントです。
先日、4月17日に開催された集客卒業セミナー「買いにくいを回避する・商品構成と集客導線」の内容を、さらに自分事として落とし込むための実践的な相談会を開催しました。

「いいもの」だからこそ、手に取りやすく小分けにする
まず話題に上がったのは、ある専門的な長期コースを運営されている方の事例です。
長期間にわたる手厚いサポートは、お客様への愛が詰まっている分、初めての方にとっては「いきなり申し込むのはハードルが高い……」と感じさせてしまう側面もありました。
そこで出た解決策は、これまでの内容を贅沢に3分割し、それぞれを独立した「単位商品」として再構成することです。
こうして「今の私にはこれが必要!」とお客様がピンポイントで選べるように整えることで、お商売の入り口をぐっと広げることができます。
特にお客様の関心が強いテーマを入り口にするなど、心理的なハードルを下げて寄り添うステップ作りが大切だと改めて感じました。
ホームページは「回遊」してもらうための地図
次に、表現活動を軸にしながら、その経験を活かしたコンサルティングもされている方の相談です。
「ホームページは見てもらえているけれど、そこからお商売に繋げるにはどうすればいいか」という悩みに対し、議論は「誰にどうしてほしいのか」という本質的な部分へ。
独自の感性を活かした活動と、メンタルや環境を整えるといった実利的な強み。これらをどう融合させ、ホームページの中で迷子にさせないように導くか。
特定の目的を持ったお客様が、迷わず目的のページにたどり着ける地図をホームページ上に描くこと。
そして、ブログやSNSでの発信を、単なる日常の記録ではなく「お客様の課題解決」に紐づけることの重要性をみんなで確認し合いました。
「自分を知る」という深い価値を言語化する
カウンセリングやマインドを扱うお商売においては、「自分を整える」といった目に見えない価値をどう伝えるかが大きな課題です。
ある参加者の方は、「自分軸の確立」「目的の探求」「心のブロック解消」という3つの深いステップを体系化されていました。
こうした深い内容だからこそ、いきなり高額なコースを提案するのではなく、まずは手頃な価格の「体験セッション」で「この人なら安心できる」という信頼関係を築くステップを置くこと。
お顔出しについて慎重な場合でも、キャラクターやイラストを活用したり、ホームページに自身の「お商売への哲学」をしっかりまとめたりすることで、安心感とプロ意識を両立させる工夫についても活発な意見交換が行われました。
組織やチームを支える、プロフェッショナルのためのロードマップ
また、対個人だけでなく組織やチームへお商売を展開されている方の事例も非常に参考になりました。
特定の役割を担う方への育成ロードマップを、会議の進行支援やスキルアップ支援といった具体的なパッケージに落とし込む試みです。
「何を、いつ、どのような順序で提供するのか」が明確なロードマップは、提案を受ける側にとっても大きな安心材料になります。伝えたい哲学を軸に、お客様側の予算やタイミングといった事情も考慮した商品設計をする。
プロフェッショナルの自負とお客様への敬意が生んだ素晴らしい視点でした。
一人で悩まない。仲間と分かち合うことで見える光
今回の相談会で印象的だったのは、参加者の皆さんが仲間の事例を自分事として捉え、そこからたくさんのヒントを掴んでいた姿です。
一人でパソコンに向かっていると「これでいいのかな?」と手が止まってしまうことも、安心安全な場所で言葉にしてみると、驚くほどスムーズに解決の糸口が見つかるものです。
お客様が迷わず申し込める環境を作ることは、お客様への優しさ。