スモールサービスって、
自分のステキでお客様を幸せにして、お金をもらう
という、とても人間らしい活動をお商売にしている。
ある意味、根本的に矛盾を含んだ存在なわけです。
だから、スモールサービス起業家は、この矛盾に苦しむことがある。
の矛盾だ。この矛盾に苦しむと、お商売自体が停滞してしまう。
なので大切なのは、自分が矛盾を抱えたことをやっているんだと理解しその状態を楽しむこと、じゃないかなと思うのです。
スモールサービスという矛盾を、ええ感じに理解しよう
まず前提として理解したいのは、僕たちは資本主義の社会で生まれ、活動しているということ。
なので、資本主義的な生き方やコミュニケーションや考え方から逃れられない。
これは良い悪いじゃなくて、そういう状況にある、という現実。
資本主義とは
- なんでも売り買いできるので
- お金に換算できること以外には価値を与えにくく
- お金がお金を産むようどんどこ成長することでしか
- 全体のしくみを維持できない
ような社会です。
この中でお商売をやってるんやで〜
そして僕たちの考え方もこの資本主義のが染み付いてるんやで
という事実をまず認めよう。
一方、僕たちスモールサービスは、
お金に換算できない「ステキ」を元手に、お金に換算できない「お客様の幸せ」を創造している。
ここを外れたら、もう、やる意味がなくなる。
これを、資本主義の中でやろうとしているのです。
なので、
資本主義をうまいこと利用する
みたいなスタンスが必要になってくる。
僕たちがやりことを、今の資本主義の枠組みの中で実現するように工夫するのだ。
そう考えると、矛盾を楽しめるのじゃないかな?
と思うのです。
スモールサービスは人間らしい次の資本主義ではないか
ふと冷静に考えると、僕たちの暮らしはもう限界なくらいに良くなってる。
飢えないし、寒くないし、死ににくいし、暴力からも守られている
なのに、これ以上!これ以上!って成長しないといけないと思いこんでいる。
(特に物質的に。これが資本主義の構造だからだ)
そんな社会に対して
いや、もうええやん。それより、幸せになることに時間使おうぜ
みたいな存在が、スモールサービスの立ち位置じゃないかな、と思うんです。
だから、スモールサービスは資本主義の次に主役となる経済システムになるんちゃうかな〜
と思うのです。
スモールサービス起業家さん、すごいよ!