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このところ、「リアルサービスをオンライン化したい!」というご相談ばかりでございます。
という気持ちなんですね、ほとんどの方が。
気持ちはめちゃわかるけど、
今やるリアルサービスのオンライン化は、
新機事業では無く、オンラインでの既存のお客様の問題解決
ではないか、と僕は思うのです。オンライン化を考えるマトリクス
というのも、今やっているリアルサービスをオンライン化するという行動をマトリクスにまとめてみると、こんな具合になるからです。
◎今のお客様向けに、今のサービスをオンライン化する
一番固いのが、今やってるリアルサービスがそのままオンライン化できないかと考えること。
サービスの提供手段をオンライン化するだけでOKなので、変更は少々、開始スピードも早く、お客様も安心。
まずは、これができないかと考える。
これでも、自分で限界作っていると難しい。
ゼロベースでオンライン化できないかを考える。
○今のお客様向けに、新しいサービスでオンライン化する
今のサービスがそのままオンラインで提供できない場合は、今のサービスを発展させる等してオンラインで提供できるように新開発する。
そして、オンラインで提供する。あくまで今のお客様に。
これだと、商品・メニュー開発だけで済む。つまり、こっちの努力だけでなんとかなる(理論的には)
提供しているものがそのままオンライン化できない場合は、オンラインでも提供できるように変形させる。
ここにはかなり柔軟な発想が必要になる。
たぶん時間もかかる。しかし、スピードが必要だ。
△新しいお客様向けに、今のサービスをオンライン化する
今のサービスをオンライン化することはできそうだが、今のお客様に対してオンライン提供することは難しい。
そんな場合は、お客様(市場)を変える。
しかし、なかなかこれは難しい。
どうやって市場に認知されるのか、ここから考えないといけないからね〜
また、その市場(新しいペルソナさん)を自分が愛せるのか?という問題もある。
×新しいお客様に向けに、新しいサービスでオンライン化する
いちばん難易度が高いのがこれ。
新しいお客様に、新しいサービスを開発して売る。
今の状態から二段階離れるので、リスクが大きくなる。
これは、今のような切迫した状況でやることじゃないよな〜
資金と時間と人材的に余裕がある時に、別の柱として育てたい新規事業、という感じ。
まずは今のお客様を喜ばせよう
理屈的に、◎と○が現在のお客様向けなのがおわかりいただけたと思います。
そもそも、今のあなたが在るのは、今のお客様のおかげなのです。
だから、第一に今のお客様を喜ばせるためのオンライン化を考える。
これは、あなたのマインド的にもしっくり来ると思うのです。
もちろん、自分のビジネスの存続も大切。
だけどそこにお客様の喜びがないとやってられませんもの。
オンライン化!オンライン化!
と焦る前に、今のお客様をどうやったら喜ばせることができるのか、を考えましょう。
その手段のためのオンライン化であれば、きっと成功しやすいと思います。