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最近、僕がお商売の中で「手放そう」と決めたこと。
セミナーで使用するスライド作成の作業。
これまでは、「僕が一番スライドうまく作れるんだぁ〜(アムロ)」と思っていたのです(思ってない)
まあ、僕のセミナーのスライドですからね。
僕がつくるのが一番よかろうと。
僕にとってのスライド作成って、単なる資料作りではないですもんね。
スライドというアウトプットの作業を通じて、セミナーの構成を練り、話す内容を微調整しながらコンテンツを仕上げていく・・・みたいな。
いわば、自分自身の思考を整理し、形にするためのプロセスだったのです。
もちろん、自分がつくったんやで!という達成感や満足感もありました。
しかしこの度、このこだわりを手放すことにしました。
きっかけは、GoogleのAI「NotebookLM」が生成するインフォグラフィックス(図解)の圧倒的なクオリティを目の当たりにしたことです。
その精度を見た瞬間、「これはもう、僕が時間をかけてやる必要がないなあ」と直感したのでした。
そこで単に作業を効率化するだけでなく、セミナーコンテンツを作るというお仕事の流れそのものを見直し、手放す決断をしたのです。
お仕事の流れの大きな変化
以前の僕の仕事の流れは、このような流れでした。
内容にもよりますが、合計で約210分(3時間半)ほどかかっていました。
作業時間の半分以上をスライド作成が占めていたことになります。
そして、このスライドを作成するという作業が、けっこう精神的にも物理的にも大きな重荷になっていました。
これが、AIを活用することで以下のように変えました。
合計で125分(2時間5分)。約1時間半短縮できた!
しかし時間短縮以上に、作業の密度の変化が大きいと感じます。
仕事の質の変化と脳の解放
よくよく考えれば、スライド作成という作業は必ずしも「僕自身」が手を動かす必要はない部分でした。
ただ、セミナーそのものの最終仕上げ的にこの作業を行っていたのですね。
それをAIという他者に任せることで、スライドにする前にシナリオを作り込む必要が生じたのでした。
これは、人間のスライド作成のプロにお願いする時もきっと同じじゃないでしょうか。
テキトーな指示だと、いくらプロでも僕の想像をこえるスライドは作れない。
だから、セミナーシナリオをAIへの指示書として作り込む。
そして、出てきたスライドにあーだこーだ言って修正してもらう。
その過程で僕自身にも気づきがあり、セミナー自体がブラッシュアップされる。
やってることは同じでも、流れと力を入れるところに違いがある感じです。
この流れにしてみて気づいいたのですが、脳の疲弊度が全く違うんです。
「あぁ、セミナースライドを作らなきゃ……」という憂鬱な作業から解放され、セミナーコンテンツの充実そのものに集中できる感じ。
セミナー準備がワクワクする時間に変わりました。
心の余裕が生まれることで、受講者さんへお届けする価値の核心部分を、より深く追求できるようになったと感じています。
見た目とクオリティの進化
アウトプットそのものも大きく変化しました。
以前の僕が作っていたスライドは、図や箇条書きを駆使し、試行錯誤しながら作り上げたものでした。

しかし、AIが生成するビジュアルは、僕が逆立ちしても作れないようなプロフェッショナルな仕上がりです。
詳細なシナリオをAIに読み込ませているため、内容もかなり踏み込んだものになります。時折、謎の造語や文字が混じることもありますが、それは人間がサッと修正すれば済む話です。

見た目の好みは分かれるかもしれませんが、全体的なクオリティは確実に向上したと思います。
自分一人では到達できなかった領域に、AIが連れて行ってくれる。そんな感覚です。
仕事を「代替」させるから「変化」させる存在へ
これまでのAIは、「相談相手」や「ライター」といった、いわば「苦手なことを補ってくれる存在」でした。しかし今は、自分では到底できないことを成し遂げてくれるパートナーになってきているなあ、と。
今回みたいに、「そんなことができるなら、仕事のやり方、お商売のやり方自体を見直そう!」と思わせてくれるようになっています。
この流れは、自律的に動く「エージェント型AI」が普及するにつれて、ますます加速していくでしょう。
なので今は、AIと積極的に協業しながら、現場での活用感覚を養っていきたいと考えています。
それと同時に、技術や方法に振り回されないよう、歴史や哲学といった「人文知」の分野を深く学び直すことも忘れないようにしたい。
人間としての根源的な知恵を磨くことで、AIという強力な仲間をより自分らしく使いこなせるようになるのではないか、と思うのです。