宝石店にどデカいダイヤモンドがめちゃめちゃ付いた、豪華絢爛なティアラがあります。
いちおう値段が5000万円とついていますが、誰も買う人はいません。
誰も買わないということは、この商品はダメなのでしょうか?
もう売るのをやめたほうが良いのでしょうか?
そんなことはないですよね?この豪華絢爛ティアラは、
- うちはこんなセンスええで〜
- こんな品質ええで〜
- こんな体力あるで〜
- こんな豪華な路線やで〜
という、この宝石店の在り方を商品として体現しているのです。
言葉で伝えようとすると難しく、陳腐になってしまいがちな在り方を、目に見える商品としてお客様に伝えるのが、この豪華絢爛ティアラの役割なのです。
(なので、ずっと売れないけど商品としてディスプレイし続けるのです。)
このティアラは、この宝石店の「哲学」です。
お客様は、このティアラを見ることで、この宝石店の想いや価値観を理解し共感します。
そして、その共感に基づいて、他の商品を購入するのです。
同じように、スモールサービスにおけるオンリーワンメニューとは、コンセプトの体現なのです。
あなたが、
がバーンと商品として語られているメニュー。それがオンリーワンメニューです。
だから、オンリーワンメニューが売れなくても、「このメニューは私の思いをめちゃ伝えてくれている!」と実感できるなら、そのメニューはずっと置いておいても良いと思うのです。
お客様がオンリーワンメニューを見て、あなたのお商売のコンセプトを感じ、他のメニュー(買いやすいメニュー)を買うとなっていれば、そのオンリーワンメニューは、宝石店の豪華絢爛ティアラと同じ「哲学」なのです。
お客様が、そのオンリーワンメニューを見ることで、あなたのお商売のコンセプトや価値観を理解し、共感します。
そして、その共感に基づいて、他のメニューを購入するのです。
オンリーワンメニューは、単なる商品ではありません。
あなたのお商売の「哲学」であり、「メッセージ」です。
あなたのお商売の「存在意義」であり、「差別化戦略」です。
オンリーワンメニューを通じて、あなたのお商売のコンセプトを明確に伝え、お客様との深い繋がりを築きましょう。