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今回はお店のホームページをオーナーさんご自身でメンテナンスされている小さなサロンにありがちな、バランスを崩しやすいホームページの上部エリアについての注意点を書きたいと思います。
バランスを崩したホームページの上部とは、例えば右図のような感じです。やたら情報や注意事項が書かれていて、それでいて微妙なスペースが散らばって存在しているという状態。
ちょっとギクッとされた方、是非最後までお読みください。
それは、ホームページを閲覧されたお客様は、通常まず最上部からご覧になっていくからです。
ある説によれば、ホームページを閲覧された方が、自分にとって有用なページかを3秒で判断すると言われています。
つまり、ファーストインプレッションで、お客様は、
などを判断し、そこで興味を引かれた場合に、さらに下へ読み進むという感じです。
これはご自身がなにかインターネットで検索された時の行動を思い返していただければ、確かにそうかも!?と思われるんじゃないでしょうか?
このお店のホームページの最上部、弊社のリウムスマイル!で最初に作成されるお手本では、こんな感じになっております。
この後に、
などと、詳しい案内が続きますので、上部はシンプルな感じになっております。
勿論、画像、ロゴ、キャッチコピーなど、すべてユーザーさんご自身で編集可能ですので、ごっそりオリジナルに変更していただくことができます。
そういったホームページのバランスを崩しがちな方というのは、センスが有るとか無いとかではなく、
という方が多いんです。
実例をあげますと、こんな感じです。
なんだか、いきなり情報が盛りだくさんで、どういう順序で読めばよいかわかりづらく、左右のバランスも悪く感じませんか?
これ、ほとんどの方がパッとみて、イマイチと感じられると思います。
と、お思いになられるかもしれませんね。
違うんです。この例の方も、最初からいきなりこうなったんじゃないんです。
などと、少しづつ足していくうちに、こうなってしまったんです。毎日見ながら少しづつ足してるもんだから、当の本人はバランスが悪くなっていることに気が付かない…。
では、具体的に注意すべきポイントを見ていきましょう。
最初に上部ロゴ右のキャッチコピーなどを表示するサブタイトル欄です。
弊社では、主な提供サービスと場所などを1,2行程度にまとめるのことをおススメしていますが…
対応可能な症状について猛烈に羅列されています。もうあり過ぎてなんの専門家だかわかりません…。通常、下の本文や別ページに症状別の詳しい対応メニューやコースなどの説明を用意していると思います。せっかく本編にわかりやすい分類、順序で説明しているのに、初っ端で荒々しく「できます!できます!」とまくし立てるなんてもったいない…。お店の玄関先で、道行く人に、いきなり立ち話をはじめるようなものですよ。
ここではあなたのお店の一番のウリ、なんの専門家なのかを端的にまとめましょう。
次に右上のエリア。弊社ではお客様へコンタクトの方法などを案内することをおススメしていますが…
いきなり、定休日が「不定休」と表示されていますが、これ、お客様にはとても不親切です。
不定休と言われて、お客様はどうすればいいんでしょう?
「急に休むかもしれないけど許してね」という、お店の都合を明示してあるだけならば、書かれていてもお客様にとっては意味のない情報です。
不定期にたまーにお休みされる場合は、その店休日情報をホームページに載せるようにしましょう。
また、逆にオープン日の方が少ないような形態のお店の場合は、オープン日をホームページに載せるようにしましょう。
リウムスマイル!には便利なカレンダー機能が備わっていますので、うまく活用してくださいね。
次に施術中には電話を取れない場合がある旨のメッセージですがやや冗長です。施術中は出れない場合があるとだけ表示しておき、留守番電話のメッセージに、お店から折り返す旨を案内するメッセージを録音しておけばよいでしょう。
次にセールスお断りのメッセージですが、これもお客様にとっては不要な情報です。数打ちゃ当たるとばかりに電話してくるような業者は、こんなメッセージ無視してきますので、これも無い方がスッキリして良いでしょう。
お店のホームページ上部のポイントは、
です。
せっかく熱く詳しく書いた本編へたどり着いていただくのを阻害するような、アンバランスな玄関になっていないか、チェックしてみてください。