集客のためにブログやSNSを更新しなきゃ……。
そう思えば思うほど、手が止まってしまう。
「発信が続かない」「正直めんどくさい」「何を書けばいいのか分からない」
本当に、スモールサービスな人のあるあるです。
そもそも、僕たちがお商売を始めたのは、自分の持っているスキルや知識でお客様を幸せにしたいと願ったからですよね。
決して、四六時中画面に向かって「発信」をするために起業したわけではありません。
それなのに、いつの間にか「集客のために発信しなければならない」というプレッシャーが、本来の目的を追い越してしまっているのかもしれません。
そんな、発信に疲れてしまったあなたにぜひ取り入れていただきたいのが、
「お布施のこころ」
というマインドセットです。
発信と接客に大きな違いはない
繰り返しになりますが、僕たちがお商売を始めたのは、突き詰めれば「お客様を幸せにしたいから」という純粋な想いがあったから。
サロンの施術で癒やしを提供したり、カウンセリングで心を軽くしたり、片付けのノウハウで暮らしを整えたり。その瞬間、あなたは間違いなくお客様の人生をより良い方向へ導いています。
日々の発信も、同じように考えるのです。
集客のためのに発信するのではなく、「お客様を喜ばせるための発信」をする。
こう決めれば、発信はあなたがやりたかった「お商売の目的」そのものになるはずです。
具体的にやることは、あなたが幸せにしたいお客様にとってお役立ちな内容を発信すること。
そして、それを受け取った方に幸せになってもらうこと。
SNSやブログで画面越しに伝えるのか、対面で伝えるのか。
手段や状況は違えど、「あなたの技術と個性を使って、お客様を幸せに近づける」という基本構造は、集客のための発信も、実際の接客も大きな違いはないのです。
発信を「お布施」と定義してみる
発信を集客のための活動(=自分の利益のための活動)ではなく、「お布施」だと定義してみましょう。
お布施とは、本来、見返りを求めずに施しを行うことです。
あなたが長年かけて身につけてきた専門的な知識や、試行錯誤して得たノウハウを、今まさに困っているお客様へ無料で差し上げてしまう。
お布施ですから、そこに「これだけ書いたから、これくらい予約が入るはずだ」という対価や効果は期待しません。
ただ、純粋な善意で、相手のためにやる。
期待するのは、たった一つだけ。「この記事を読んでくれた人が、少しでも幸せに近づきますように」という願いだけです。
このような、「誰かの役に立ちたい」という純粋な祈りを込めてお役立ち発信を続けていくと、実は驚くほど多くの「ギフト」があなたのもとに返ってくるようになります。例えば以下のようなギフトが
お客様に喜ばれる(お客様フォローになる)
既存のお客様があなたの投稿を見て、「やっぱりこの人にお願いしてよかった」と安心したり、知識を深めたりしてくださいます。
専門分野が認知される(ブランディングになる)
惜しみなく知識を出すことで、「この分野なら、この人に聞けば間違いない」という信頼が周りに浸透していきます。
投稿が資産になる(SEOやアカウント育成になる)
あなたの善意が詰まった記事が蓄積されることで、検索エンジンやSNSのアルゴリズムから高く評価され、未来のお客様に見つけてもらいやすくなります。
自分自身が成長する
誰かに伝えるつもりでアウトプットを続けると、あなた自身の専門知識や、想いを言葉にする言語化能力が飛躍的にアップします。
これらは、今日明日ですぐに目に見える効果が出るものではありません。
しかし、これらがコツコツと積み重なったとき、それはとてつもなく大きな集客パワーとなってあなたを助けてくれます。
お布施をすると、その善行が「功徳(くどく)」として積み重なり、巡り巡って大きな「果報」として返ってくるのと同じことです。
善意を形にするための「導線」
しかし、一つだけ注意しなければならないことがあります。
善行ばかりを続けていても、それがお商売へ適切に繋がっていなければ、あなた自身の生活や活動が維持できなくなってしまいます。
それでは「持続可能な幸せ」を届けることはできません。
お商売をしている僕たちとしては、お布施として発信を始める前に、必ず「お商売への導線」をきっちりと引いておくようにしましょう。
あなたの発信を読んで「もっと深く知りたい」「ぜひこの人にお願いしたい」と思った方が、迷わず予約や申し込みができる場所を整えておくのです。
入り口を「善意」でいっぱいにしつつ、出口(お申し込み方法)を分かりやすく用意しておくこと。
この両輪が揃ってこそ、あなたの「お布施のこころ」が、あなた自身をも豊かにする素晴らしい循環を生み出してくれます。
「今日は何を書こうかな」と迷ったときは、ぜひ思い出してください。今のあなたの知識を待っている人が必ずいます。
その人の幸せを願って言葉を綴る。
その積み重ねが、あなたのお商売を育ててくれるのです。