開業届出す?出さない?

2024/02/27
開業届出す?出さない?
スモールなサービス業をはじめて悩むのが
開業届をだすのかい?出さないのかい?出すとしたらいつなんだい?問題

そもそも開業届だしたらどうなるねん?
というのがよくわからんので、出さなアカンのか、出したほうがええのか、出さんでもええのか、判断しにくいと思うんですよね。

めちゃ厳密な詳しい話は税理士さんなどの専門家に聞いていただくとして、僕が知っている範囲で開業届を出すことのメリット、そして出したことによるデメリットをあげてみます。

スモールサービスが開業届を出すメリットとデメリット


メリット1 青色申告が使える

開業したら税金の申告をせねばなりません。
その申告時に
  • 白色申告
  • 青色申告
の2つの方法があるのですが、青色申告のほうがかなりお得ということらしいです。
しかし、青色申告を選ぶには開業届を出しておかねばならないのです。

メリット2 赤字の繰越ができる

前の年めっちゃ赤字だったのに、今年は頑張って黒字になった!
と考えてください。

白色申告の場合は、今年の成績だけで黒字で申告します。
開業届を出して、青色申告をすると、前の年の赤字を今年の黒字から差し引けます。
前の年の赤字が今年の黒字のほうが大きい場合、今年も赤字として申告できる、ということです。
(つまり払う税金が少なるくなる)

つまり、数年単位のお商売の調子で申告できる、ということ。
お商売って波があるので、これは実はめちゃお得な制度です。

メリット3 就労証明が出せる

保育所などに出す「私は働いていますよ〜」という証明が、開業届をだしていたら出せます。
逆を言えば、開業届を出してないと、働いている証明を出すことができず、何かと困ることがあるかもしれません。

デメリット1 お帳面つけるんめんどい

開業届を出して青色申告した場合、お帳面をつけるのがめんどいです。
しかし、お商売のお金を流れをちゃんとする、という意味では、これは絶対にやったほうがよいこと。
めんどいけど、やるべき!だと僕は思います。

デメリット2 扶養から外れるかも

開業届を出して申告すると、配偶者の扶養から外れることがあるかもしれません。
扶養内でやっていくのよ〜という人は、開業届を出すのは良くない選択かもしれませんね。

※詳しいことは税理士さんなどの専門家に聞いて下さいね〜

これでやってみよう!と思った時が開業届の出し時

開業届は出すのが遅れても特に怒られないみたいなので、自分が「これでお商売としてやってみよう!」と思った時に出すのが良いかな、と思います。
開業届だしたら、得なこともあるけどめんどいこともある。だけど「ちゃんとお商売としてやるで!」と気合も入るとおもいます。
開業届を出すことで決意を固める、みたいな効果も高いのでおすすめです。

なんなくやってるけどパッとしないな〜って方は、開業届だしてみると変わるかも!?