まず、大前提として、
人は未来に学ぶことはできない
という事実があります。
ということは、過去、つまり歴史にしか学ぶことができないのです。
今だけを見ていると、その渦中にある人間には、事実を正しく認識できない。
(渦中にある人は、今を俯瞰的に見れない)
しかし。
人類の脳の大きさは、何千年もほぼ変わっていません。
人間は置かれた状況(自然や社会や人間関係)で同じようなパターンを繰り返しています。
過去=歴史を学ぶことで、
人間そのものを客観的に(近づいて)学ぶことができるのです。
歴史を学ぶことは、ある時代のある地域の人間の行動と考えを追体験することです。
つまり、歴史を学ぶことで自分が今生きている価値観と違う世界観を育てることができるのです。
複数の世界観を持つという態度は、
相手の行動を相手の立場に立って理解すること
に繋がります。
相手を否定しない、ジャッジしない。理解する、だから相手と調和できる。
それが現代人の優しさじゃないかな。
特にサービスを提供する起業家には必要なことだと思います。
サービス起業家は、お客様を自由へと導く人、という側面があると思います。
お客様が陥っている思い込みや囚われから、開放するのがサービスの精神的側面ですもんね。
そんなサービスを提供する起業家自身が、思い込みや囚われから、できるだけ自由であろうとするべきだとおもいませんか。
歴史を学ぶことで、自分もまた、この時代この社会この地域の影響を受けたものの考え方してしまうことからは逃れられない存在だと自覚し、そこに囚われない視点を確保しようと学び続ける。
そのために歴史を学ぶことはとても重要だと思うのです。
サービスと人は切り離せない。だから人間力を高めることも大切
サービスって人と分離できないですよね。
だからサービスの質を高めようとすると、人間力を高める必要がでてくる。
しかし、人間力ってどうやって高めるのでしょうか。
いろいろな方法があるとは思いますが、僕は
歴史を学び優しく自由になることが手っ取り早い
と思っているのです。
人間力を高めたいな〜と考えていたスモールサービス起業家さんに、歴史はおすすめです!
ちなみに、穗口のホム育オンラインでは
テスト的に歴史の勉強をする勉強会(仮)「起業家のための教養のトビラ」を開催予定です。
詳細はまた発表しますね〜〜