サロンご予約の無断キャンセル対策のヒントに「No show対策レポート」

2018/11/02

今年は全国で、サロンオーナーさんやフリーランスさん対象のグループコンサルティングやなんでも相談会などを行っております。

そこで、しばしばご質問いただくのが

キャンセルへの対応

でございます。

 

キャンセル、とくにドタキャンなどされると

  • その時間、そのお客様をお迎えする準備をする労力が無駄になり
  • 他のお客様の予約を受け付けるチャンスを失い
  • なにより精神的なショックを受けます

このドタキャン対策問題、飲食店ではちょっとした社会問題になっておりまして、推計によるとその経済的損失は2000億円にのぼるとのこと。

この損失を無くせば、お店もお客様も従業員も得するはずですものね。

 

ということで、経済産業省が「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」というのまとめ公表したようです。

飲食店を対象にした内容になっていますが、サロンご予約の無断キャンセル対策に活かせる内容になっています。

 

 

No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポートが発表!(経済産業省)

http://www.meti.go.jp/press/2018/11/20181101002/20181101002.html

No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポートの概要とサロンでの活用

 

サービス産業の高付加価値化に向けた外部環境整備等に関する有識者勉強会(平成29年度経済産業省委託調査事業)は、今般、飲食店における無断キャンセルへの対策をまとめた「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」を発表しました。国内のNo show被害額は推計年間2,000億円にも上ると言われており、一度のNo showが飲食店を閉店に追い込む深刻なダメージを与える等、No showは飲食店の生産性向上を大きく阻害しています。経済産業省は、サービス産業の生産性向上の観点から関係省庁と連携し、一事業者だけでは解決できない業界全体に渡る課題の解決を支援します。

レポートは、無断キャンセルによる損害、そして、その損害賠償についてを述べたのち、対策として飲食店ができることを4つあげています。

 

  1. 予約の再確認(リコンファーム)の徹底
  2. 顧客がキャンセル連絡をしやすい仕組みの整備
  3. キャンセルポリシーやキャンセル料の目安を明示
  4. 事前決済や預かり金(デポジット)の徴収等の導入

 

これは、サロンにも言えることですね。

リウムスマイル!でも「予約の再確認(リコンファーム)の徹底」「顧客がキャンセル連絡をしやすい仕組みの整備」「キャンセルポリシーやキャンセル料の目安を明示」については、

 

  • 予約確認自動メール機能
  • キャンセル受付機能
  • お手本キャンセルーポリシーページ

 

などで対策ができるようになっています。

また、「事前決済や預かり金(デポジット)の徴収等の導入」についても、機能対応できれば、と考えています。

 

まずは、サロンとしてできること、少しずつやっていきましょう!