起業家が意識的に気づきを得る4つの機会

2023/01/07
起業家が意識的に気づきを得る4つの機会
最近、お商売を動かすのは起業家の「気づき」だよな〜
と思っております。

なぜなら、いくら経営や集客の理論やノウハウや事例などの知識を得ても、自分ごとに置き換えられるような「気づき」がないと、自分のお商売に活かそうと行動に移せないんですね。知識やノウハウだけだとなんかこう、勢いみたいなものが無いんですよ。

ですから、
起業家は常に気づきを求めているべき!

しかし。気づきが偶然訪れるのを待っていては、多くの気づきを得ることは難しい。
だから、起業家は意識的に気づきを求めるべき!なのです。

起業家が意識的に気づきを得る4つの機会

では具体的に、気づきを得るためにどのような機会をつくるべきでしょうか。
スモールサービス起業家の場合、気づきが得られる機会を考えると、次の4つのようなものがあると思います。

1.お客様からの気づき

一番のお商売の気付きはお客様との対話からでしょう。
サービス提供時の会話はもちろん、お話会を企画したり、部活的にお客様と楽しんだりして、対話する機会を増やすとたくさんの気づきを得られると思います。

2.理論やノウハウを勉強する

集客や経営に関するノウハウを定期的に学ぶ会やオンラインサロンに参加することも、良い気づきの機会になります。
注意したいのは、気になったテーマだけをたまに聞きに行く、というスタンスでノウハウを学ぶこと。このスタンスだとどうしてもノウハウ面に気を取られてしまい、自分ごととしての気づきを得にくいでしょう。
大きなテーマで定期的に学ぶ環境に身を置くイメージを持つと、気づきの機会が増えるでしょう。

3.同業や異業種の経営者と話す

起業家さんと意見交換することも、大きな気づきの機会。
同じような規模や業種の経営者さんとの対話はもちろん、異業種や規模の違う経営者さんとの対話も良い機会です。
これも、サークルや経営者の会などに参加することで得られます。
良い会がない場合は、自分で立ち上げても良いですね。

4.歴史や思想を学ぶ

直接的ではありませんが、スモールサービス起業家の人間的な成長と気づきを得るのに、歴史と思想を学ぶというのも大切です。
歴史とは、人間がどのような環境で行動をとったのかという蓄積であり、思想とは歴史の中でめちゃめちゃ深く考えた方の思考過程です。
つまり歴史と思想を学ぶことは、人間を学ぶということ。
逆に言うと、実地や対話以外で人間を学び気づきを得るには、歴史と思想を学ぶしか方法が無いんじゃないかな、と思うのです。


気づきの習慣や環境に身を置くことが大切

大切なのは、これらの4つの気づきを常に得られるような習慣をつけたり、環境に身を置いたりすること。
つまり、自動的に気づきのシャワーを浴びてしまうような境遇を自分でつくってしまうのです。

勉強会に参加する、本を読む、オンラインサロンに参加する、お客様とのおはなし会を企画する…
などなど、やる気や熱意によらずに、ついつい気づきを得てしまうように自分をマネジメントする、というイメージを持つと良いですね。

きっと数年後に大きな財産になると思います!